記念祝賀会 来賓祝辞

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Vol.100 No.12 (2017/12) 目次へ

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 電気学会会長の東京大学の横山です.

 本日は,電子情報通信学会様の創立100周年,誠におめでとうございます.謹んでお慶びを申し上げます.

 このようなお祝いの場で御祝辞を申し上げる機会を頂き,誠に光栄に存じます.電子情報通信と電気という工学的に近い領域で,共に長く活動してきた学会同志ということで,御挨拶の機会を賜ったものと考えております.

 振り返りますと,大正15年(1926年)に,当時の電信電話学会様,照明学会様と連合して,第1回の「電気三学会連合大会」を大阪で開催して以来,時代によって開催形態,参加学会,名称等は変遷しつつも,75年の長きにわたって連合大会を継続してきました.現在は各学会の全国大会の地位が確立したこと,それぞれの分野の発展に伴い,学会全体の連合大会はなくなっていますが,その流れは,昭和20年代に始まった各地域における支部連合大会に引き継がれており,今日も全国各地で,電子情報通信学会様はじめ電気・情報系学会や,隣接する分野の学協会様とともに活発な活動が行われています.

 将来に目を移しますと,第5期科学技術基本計画にうたわれていますように,世界に先駆けた「超スマート社会」の構築に向けて,分野横断の様々な課題への取組みを進め,新しいサービスの提供やものづくりの革新,省エネルギー・低炭素化,健康長寿社会に向けたLOQ向上などに取り組んでゆくことが求められており,私ども学会もその先端を走ってゆかなければ,存在価値が薄れてしまうと思われます.

 IoT,ビッグデータ,AIを活用した第4次産業革命の進展に対応して,新たなチャレンジを進め,より激しい国際競争にさらされる日本の産業を底上げするような技術革新を目指してゆく必要があります.

 電子情報通信は,そうした技術革新,国際化の流れの中で,中核的な役割を担う分野の一つであることは明白であり,また,若い世代や海外の技術者など,幅広い層に対して魅力ある活動の場であり続けることが必須であると思います.

 電子情報通信の領域は,電子デバイスや伝送技術の著しい革新,インターネット普及や情報機器の分散化,情報技術との融合による新たなサービスの創造が進む一方で,サイバー攻撃の脅威への対応が求められるなど,日本の様々な産業や私どもの生活と切っても切れない大切な存在となっています.

 電気学会は電子情報通信学会様とは今後も連携を密に活動させて頂ければ大変幸いと思っております.どうぞよろしくお願い申し上げます.また,電子情報通信学会様が創立100周年を期にますます発展され,日本及び世界に貢献されることを祈念し,私からのお祝いの言葉とさせて頂きます.

 本日は,誠におめでとうございました.

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