小特集 6. 触力覚通信の応用事例

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触力覚通信の歩みと高品質化

小特集 6.

触力覚通信の応用事例

Applications of Haptic Communications

菅野貴皓

菅野貴皓 東京医科歯科大学生体材料工学研究所

Takahiro KANNO, Nonmember (Institute of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental University, Tokyo, 101-0062 Japan).

電子情報通信学会誌 Vol.102 No.1 pp.69-73 2019年1月

©電子情報通信学会2019

abstract

 触力覚通信は,様々な産業分野で応用が期待されている.特に医療の分野では,触力覚を基にした繊細な作業が要求されることから,触力覚通信を実現するための研究開発が活発である.本稿では,医療機器,とりわけ遠隔操作手術支援ロボットについて,実用化・製品化についての現在の状況,触力覚の計測と推定に関する技術,通信に関する技術について概説する.現時点では,通信を伴う遠隔手術ロボットについてはまだ実用化されていないが,臨床実験を行ったケースが報告されるなど,実用化に向けた取組みは着実に進んでいる.

キーワード:触力覚通信,手術支援ロボット,遠隔医療,力計測

1.は じ め に

 触力覚通信は,産業界や医療などへの応用も期待されている.産業界においては,建設機械の遠隔操作への適用事例(1)などがあるほか,ロボットを遠隔でティーチングする(2)ことが可能になる.特に,医療・福祉分野においては,手術支援ロボット(図1),遠隔触診,遠隔リハビリテーションなど様々な応用が考えられ,いずれの応用分野についても数多くのシステムが提案されている.

図1 手術支援ロボット


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