記念祝賀会 挨拶

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Vol.100 No.12 (2017/12) 目次へ

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 100周年記念の祝賀会にあたり,協賛委員会を代表して御挨拶申し上げます.

 電子情報通信学会創立100周年おめでとうございます.

 100周年の記念事業を支援するための協賛委員会が,1年半前に産業界の代表によって作られました.我が国の電子情報通信産業は,正に100年にわたり本会とともに歩み発展してまいりました.産業界にとって学会は,新しい技術の方向を学び,多くの知り合いを作り,若手社員の育成のための大切な場であります.本会が100周年を迎えるにあたり,記念事業を支援するだけでなく,これを機会に本会の発展のために改めて何らかの貢献をしたい,というのが我々産業界の委員全員の気持ちでした.

 そこで25年前の75周年の際の本会や産業の状況からの変化を改めて確認致しました.この25年の間,電子情報通信産業は国の基幹産業として経済を支えながら発展するとともに,その技術の応用に関連する産業の数や規模は著しく拡大しています.産業界側が大きく変化し,産業界と学会の関係も微妙に変化してきています.

 幸い協賛金につきましては,多くの企業から賛同を頂き,個人会員からの募金と合わせて当初の目標額を達成しましたので,7月の理事会にその結果を御報告するとともに,産業界と学会の関係について,協賛委員会での議論や企業を訪問した際に企業の皆様から頂いた生の声を,産業界から本会の将来への期待としてまとめて御提案しました.協賛頂きました企業各位と会員の皆様に心からお礼申し上げます.

 本会は100周年を機会に様々な改革を実行すると伺っております.100周年は本会の再出発と将来への大いなる発展を期待できる記念すべき年であると思います.

 本会の発展なくして産業の未来を展望することはできません.産と学が手を携えて本会の発展を図るために,産業界もこれまで以上の努力と協力をするつもりです.

 100周年を心からお祝い申し上げ,今後の本会の改革と発展を産業界としては強力に支援することをお約束し,そして会員の皆様のますますの御活躍を祈念して御挨拶と致します.


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