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Vol.102 No.3 (2019/3) 目次へ

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論文の書き方講座の御案内

通信ソサイエティ編集会議

は じ め に

 通信ソサイエティ(以下,通ソ)では,2009年3月以来,総合大会/ソサイエティ大会において,論文の書き方講座を継続的に開催しております.毎回,数多くの方に御参加頂き,大変御好評を頂いております.通ソだけでなく,会員全般に有益な講座となっておりますので,ここでは改めて本講座の特徴を御案内致します.

講 座 の 特 徴

 論文とは,自分の研究成果を世の中の研究者に理解してもらい,次の研究へと発展させるための情報提供手段です.関連する研究者による査読を経た上で,初めて世の中に出版されます.このため,論文が採録されたということは,研究成果が世の中に認められたことを意味しており,大変価値の高いものです.一方で,論文が採録されるためには研究成果を査読者に正しく理解してもらう必要があり,初心者の方にはハードルが高い場合もあるかと思います.そこで,通ソでは,論文執筆を志す皆様に論文執筆のポイントを伝えるために,論文の書き方講座を継続的に開催しています.以下に,本講座の特徴を列挙します.

・通ソの和文論文誌・英文論文誌・ComEX(英文レター誌)の委員長/副委員長経験者が講師を務める講座です.このため,実際の投稿論文の統計データを紹介しながら,残念ながら不採録となる論文の特徴等を解説します.聴講者の皆様にとっては,論文誌の編集現場の生の声を聞くことのできる貴重な機会となっています.

・論文の書き方の解説に加えて,条件付き採録となった場合の回答文の書き方や英文論文作成のポイントについても解説します.それぞれ,総合大会,ソサイエティ大会で交互に開催していますので,年間通じて聴講頂けるとよいと思います.

・可能な限り,講師の実体験を交えた具体例を紹介しています.成功例だけでなく,時には失敗例も御紹介しますので,是非参考にして下さい.

・一般無料公開講座となっております.大会参加者でなくても聴講できますので,皆様お誘いの上,御聴講下さい.

 なお,本講座の元となった記事を以下でオンライン公開しております.是非,御覧下さい.

http://www.ieice.org/~cs-edit/magazine/ronbun_kouza.html

今 後 の 予 定

 2019年総合大会(早稲田大学)において,以下の要領で開催します.次回は,レターの書き方を追加して開催します.大会での発表原稿を基に,レターとして速報する取組みを御説明します.

 論文採録への近道とも言える講座となっておりますので,論文執筆に御興味をお持ちの方は是非御参加下さい.多数の皆様の御来場をお待ち致しております.

日時:2019年3月20日(水)9:50~11:45

場所:早稲田大学(東京)

 (1)開催のあいさつ

(担当:高橋通ソ副編集長)

 (2)論文の書き方

(担当:塩川和文論文誌B編集委員長)

 (3)回答文の書き方・レターの書き方

(担当:萬代ComEX編集副委員長)


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