Vol.102 No.7 (2019/7)　目次へ

最近の新聞等で報道された技術情報を深めるニュース解説

◆今月のニュース解説

①軟性内視鏡手術システムを開発

　――独自の国産低侵襲手術支援ロボットに道――

　Development of a Flexible Endoscopic Surgery System: An Unique Surgical Robot from Japan

②光投影技術を用いて絵や文字に影による奥行を与える技術を考案

　Developing a Light Projection Technique to Give Depth Impressions to Printed Materials by Adding Shadow

軟性内視鏡手術システムを開発

――独自の国産低侵襲手術支援ロボットに道――

　2019年2月7日，慶應義塾大学医学部外科学の北川雄光教授，和田則仁講師らは，同大学病院にて軟性内視鏡手術システム（FESS: Flexible Endoscopic Surgery System）の開発に成功した．2014年6月に新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の委託事業として始まり，翌年からは日本医療研究開発機構（AMED）に移管された研究開発はゼロからのスタートであったが，5年の期間を経て，単孔式の胆のう摘出術や，経肛門的直腸がん手術に成功するなどの成果が得られた．

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ニュース解説 軟性内視鏡手術システムを開発――独自の国産低侵襲手術支援ロボットに道――

軟性内視鏡手術システムを開発

ニュース解説　軟性内視鏡手術システムを開発――独自の国産低侵襲手術支援ロボットに道――