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* 人の生理機能を計測するセンシング技術,及び計測されたデータを解析する情報処理技術の進歩によって,人の生理機能を計測・評価して,これに応じて対処する取組みが盛んになってきている.
* そこで,生体機能の計測・評価のために理解すべきポイントを整理することを目的に,「生体機能の“安全”な計測・評価を目指して」と題した小特集を企画した.この小特集では,様々な分野で取り組んでおられる研究者の方々に,理論や技術の観点から,及びリハビリやスポーツでの応用の観点から,生体機能計測・評価の現状と今後の課題について紹介頂いている.
* この企画を進めている頃,高齢ドライバによる悲惨な事故が大きく報道された.今後ますます高齢者が増えていく日本では大きな社会的課題である.高齢者に運転免許の自主返納を促す取組みもあるが,地方都市では車が生活必需品であり運転免許を返納することもできない事情もある.
* このような課題に向けて,自動運転や自動ブレーキ機能など車を進化させる研究開発が盛んに行われているが,ドライバの生体情報を常にセンシングし,その結果に基づいて車を制御する取組みもあってよいように思う.
* いずれにしても,人の生体情報をセンシングし,その結果に応じて対処する技術は多くの応用分野に適用できると考えられ,多くの読者の方にこの小特集が一助となれば幸いである.
(編集特別幹事 井ノ上直己)
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