ニュース解説 反強磁性トポロジカル絶縁体の発見――室温での無散逸伝導実現に向けて――

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Vol.103 No.6 (2020/6) 目次へ

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最近の新聞等で報道された技術情報を深める ニュース解説

反強磁性トポロジカル絶縁体の発見

――室温での無散逸伝導実現に向けて――

 広島大学の研究グループは,ロシア・サンクトペテルブルグ大学やスペイン・ドノスティア国際物理センターなどと共同で反強磁性トポロジカル絶縁体を世界で初めて発見した.トポロジカル絶縁体とは,物質内部(バルク)が絶縁体で表面が金属になる物質である.ただし,


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