ニュース解説 多数接続かつ低遅延を実現する無線通信システム(ステーブル)を開発──Beyond 5G/6Gに向けたIoT用無線通信システム──

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Vol.104 No.2 (2021/2) 目次へ

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最近の新聞等で報道された技術情報を深める ニュース解説

多数接続かつ低遅延を実現する無線通信システム(ステーブル)を開発

──Beyond 5G/6Gに向けたIoT用無線通信システム――

 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は多数のIoT端末を収容しかつ低遅延で通信できる無線通信システム ステーブル(STABLE: Simultaneous Transmission Access Boosting Low-latEncy)を開発した.

 5Gにおいては高速通信を提供するeMBB(enhanced Mobile Broadband)のサービスがスタートしている.eMBBに続き超高信頼超低遅延のURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)と多数接続のmMTC(massive Machine-Type Communications)のサービスが提供される予定である.5Gはあらゆる状況の利用シナリオをカバーしているように見えるが,URLLCとmMTCとの両立までは求めていない.しかし,今後,多数接続と低遅延の両方が同時に求められるシナリオも考えられる.例えば,mMTCにより通信が保証されていたIoT端末が制御目的にも利用され,低遅延についても求められる状況である.このような状況は今後増えると予測される.


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