学生会だより コロナ禍における研究生活と学会活動

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Vol.105 No.1 (2022/1) 目次へ

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学生会だより コロナ禍における研究生活と学会活動 北海道支部

1.は じ め に

 電子情報通信学会誌読者の皆様,今月の学生会だよりを担当させて頂きます,北海道大学大学院情報科学院の中村航大です.会誌の学生会だよりということで,参加した学生会イベントなどについて話すべきなのかもしれませんが,私自身学生会イベントへ参加していませんので,コロナ禍の下,研究活動を行う学生という立場から,私自身と周りの学生が,普段どのように研究活動や学会活動を行っているのかについて話させて頂きます.

 現在,コロナ禍で研究活動を行っている学生の雰囲気を伝えることで,会誌読者の皆様,特にジュニア会員の皆さんが将来,研究活動を行う際の参考にして頂ければ幸いです.

 初めに自己紹介も兼ねて,現在私の従事している研究について,簡単にお話させて頂きます.現在私は,モード分割多重伝送を利用した,大容量光通信システムの実現に向け,複数モードを制御可能な光学素子の設計・研究を行っています.特に,Oバンドで400ギガビットイーサ規格と複数モードを利用することで,これまで実現されていなかった,テラビット級の光通信システムの実現を目指しています.また,自動設計手法を利用した光学素子の設計も行っております.従来利用されてきた光学素子では実現が難しい機能を持つ素子の実現のため,自動設計手法を利用し,これまで実現されていなかった機能を持つ光学素子の実現を目指しています.具体的には,Direct Binary Search(DBS)と呼ばれる自動設計手法を利用し,様々な光学素子の設計を行っています.

2.研 究 活 動


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