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Vol.105 No.6 (2022/6) 目次へ

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仮説のつくりかた
――多様なデータから新たな発想をつかめ――

石川 博(著),“仮説のつくりかた―多様なデータから新たな発想をつかめ―”,共立出版(2021-09),A5判,定価(本体3,400円+税)

 昨今はオープンな機械学習ライブラリ類が整備され比較的容易に分析モデルを構築することが可能になった.そして,より深い気付きを得るために,今まで活用してこなかったデータや情報ソースが異なるデータを組み合わせて気付きを得ようという試みが多くなされるようになった.しかし,実社会で有用な分析結果を得るためには,どのような仮説を立てるかで決まってくるが,現状は分析者の経験と知識に委ねられている一面もある.この仮説立案の方法を体系化したのが本書である.著者の言葉を引用すれば,まさに「仮説大全」というべき書である.


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