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令和5年度Fundamentals Review
ベストオーサー賞贈呈
Fundamentals Review(略称:FR誌,ファンダム・レビュー)は基礎・境界(ESS)ソサイエティ機関誌として,平成19年7月に創刊されました.発行は年4回(7月,10月,1月,4月)で,J-stageにて公開しております.FR誌では,「特別寄稿」,「技術の原点」,「解説論文」等の論説記事,様々な方の御挨拶や慶賀等の「かたい記事」と,基礎・境界ソサイエティに関連した「ESSニュース」や,各研究専門委員会による「研究会に行こう!」,「国際会議報告」,「受賞者の声」,「開催案内」,「論文募集」,各地の様々な活動をお伝えする「だより」等の「やわらかい記事」を掲載してきました.それらは全て,
https://www.ieice.org/ess/ESS/Fundam-Review.html
から御覧になることができます.こちらでは,今までに発行済みの全巻がそろっております.御興味がある方は,是非,上記のFR誌のサイトを御覧下さい.
平成22年4月にFundamentals Reviewベストオーサー賞選奨規程が制定されました.この選奨規程に従い,過去3年間にFR誌に掲載された論説記事の中から,ソサイエティ会員にとって広く有益で,専門外の読者にも分かりやすい構成・表現がとられている,特に優秀な論説1編が選定され,その著者にFundamentals Reviewベストオーサー賞が授与されます.
令和5年度は,第14巻から第16巻までに掲載された70編の論説が選定対象となり,厳正なる選考の結果,次の論説の著者に令和5年度Fundamentals Reviewベストオーサー賞が授与されました.
[選定論説及び受賞者]
題目:少量のデータに対する機械学習
著者:赤穂昭太郎
掲載号等:IEICE Fundamentals Review, vol.16, no.4, pp.247-256, April 2023.
[受賞理由]
高精度な機械学習を実現させるには,膨大な学習データが必要となる.学習に要するコストの課題は,人工知能技術の実用化・普及の障壁となり得る.本論説では,少量データに向いた機械学習の枠組みとして,スパースモデリング,ベイズモデリング,転移学習など幅広いトピックを扱っている.それぞれのトピックについて,数式を使った詳細な説明ではなく,直感的な考え方を説明しており,幅広い読者にとって有益な内容となっている.以上の理由により,本論説の著者を令和5年度FR誌ベストオーサー賞受賞者とした.
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