IEEEとの新たな協力協定締結――学術活動の発展と会員利益の向上に向けて――

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Vol.108 No.11 (2025/11) 目次へ

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EiC

IEEEとの新たな協力協定締結
――学術活動の発展と会員利益の向上に向けて――

IEICE and IEEE Sign New National Society Agreement to Advance Academic Activities and Enhance Member Benefits

国際委員会委員 山中直明(前会長)

1.IEEEとの新たな協力協定締結について

 このたび,電子情報通信学会(IEICE)はIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Incorporatedとの間でNational Society Agreement(NSA)の内容を刷新して更新し,署名調印を改めて行い(図1)両組織の協力関係を一層強化しました.

図1 IEEE & IEICE National Society Agreement最新版

 従来から本会はIEEEと多くの活動で連携しており,本会会員の皆様がIEEEのメンバとしても活躍されるなど深い関係を築いてまいりました.

 今回のNSA更新においては,特にコンテンツの取扱いに関する条項で大きな進展があり,会員の皆様の貴重な学術的成果を相互に有効活用し,学術の発展により貢献できる道筋が明記されました.

 本会は,学術の保存と長期的な利用・保護を最優先に考えております.

 そのため,コンテンツを独占的に販売し,図書館や個人に高額な利用料を課す「ペイウォール」型のビジネスモデルや,不当に高額な掲載料を著者に要求する,いわゆる「ハゲタカジャーナル」(※OpenAccessジャーナルの一種)とは一線を画す運営を行っております.

 本会の活動は,ステークホルダーである投稿者,購読者,更には会員の会費などによって支えられており,短期的な目先の利益追求よりも学術の継承と流通に重点を置いております.


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