電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
Vol.109 No.5 (2026/5) 目次へ

前の記事へ次の記事へ


タイトル

600 m先の人や障害物を検知可能な鉄道向け長距離LiDARを開発

──鉄道車両の自動運転化と沿線安全確認作業の効率化に貢献──

 三菱電機株式会社は,業界初となる,600 m先の人や障害物を検知可能な鉄道向け長距離LiDAR(Light Detection and Ranging)を開発した.

 近年,労働人口の減少に伴い,物流ドライバーや鉄道を含む交通機関の運転手不足が課題となっている.自動車分野では,カメラやLiDARなどのセンサーを用いた運転支援システムが開発され,完全自動運転の実現に向けた技術開発が進んでいる.

 LiDARは,レーザー光を照射し,その反射光が戻るまでの時間や強度から対象物までの距離や形状を点群データとして取得する技術である.レーザー光は直進性と集光性に優れており,この特性を活用することで,他のセンサーに比べて長距離かつ高空間分解能の3次元データを取得できるというメリットがある.自動車向けでは,測定距離300 m対応の製品が実用化されている.しかし,鉄道は車両重量が大きく,最大制動距離が約600 mと長いため,自動車向けLiDARをそのまま適用することは困難であった.


続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。


続きを読む(PDF)   バックナンバーを購入する    入会登録

  

電子情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。

電子情報通信学会誌 会誌アプリのお知らせ

電子情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード

  Google Play で手に入れよう

本サイトでは会誌記事の一部を試し読み用として提供しています。