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宇野 亨(編著),何 一偉,有馬卓司(共著),“数値電磁界解析のためのFDTD法―基礎と実践―”,コロナ社(2016-5),B5並製,定価(本体5,000円+税)
FDTD法(時間領域差分法)はマクスウェル方程式を差分法によって近似的に解く手法である.近年ではナノフォトニクスや無線通信技術の発展に伴い,可視から赤外・テラヘルツ光,マイクロ波やミリ波など,様々な電磁波の分野で伝搬や吸収などを解析するシミュレーション技術として重要な位置付けとなっている.本書はこのFDTD法の基礎から実践まで,幅広い応用に適した内容の成書である.
これまでにも様々なFDTD法に関する書籍が出版されているが,本書は最近の話題であるメタマテリアルなどにも触れている点が特徴である.とはいえ上級者だけを対象とした書籍ではなく,FDTD法に初めて触れる初心者からでも容易に取り掛かることができるよう内容が吟味されている.
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