記念特集 2-2-7 再生可能集積システム──現在までの歩み──

電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
Vol.100 No.10 (2017/10) 目次へ

前の記事へ次の記事へ


fig_3.png

森 秀樹 正員 明治大学総合数理学部ネットワークデザイン学科

Hideki MORI, Member (School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Meiji University, Tokyo, 164-8525 Japan).

電子情報通信学会誌 Vol.100 No.10 p.1056 2017年10月

©電子情報通信学会2017

1.は じ め に

 人類活動が地球環境に及ぼす影響が著しく増大,環境に優しい集積システムの構築や再利用を促進するための研究開発をテーマとして,再生可能集積システム(RIS)時限研専は,平成22年4月,今から7年前に発足した.

2.設 立 の 背 景

 21世紀になり,環境に優しい集積システムの構築,資源再利用が重要な課題になった.特に,高性能なVLSIチップの作成では,数gのチップに数kgの水,化学物質の資源が必要であり,また,これらチップは非常に短いライフサイクルを特徴とする.これは,自動車などの工業製品が新品として使用後,更に,中古として再利用されるのとは対照的である.そこで,再利用,再生可能性をテーマとした研究会を発足することになった.

3.活 動 経 過

 本研専は,従来型とは異なり開放的な分野によるアプローチを重視,広く技術交換の機会を提供するように努めてきた(1).対象分野は,集積システムの構築や再利用に関するものから,リコンフィギュラブル技術,アーキテクチャ,ソフトウェア,システムの再生,再利用等に関するテーマを横断する形で扱ってきた.図1に本研究会で扱ったテーマの分類を示す.

fig_1.png

4.お わ り に

 本研専は,開放的アプローチによるコラボレーションを重視してきたが,この7年間の活動を振り返ると,発表テーマは10種以上の多様な分野で展開され,今後,更に多様な分野の専門家の参加,協力が頂けることを期待している.

文     献

(1) マイケル・ギボンズ,現代社会と知の創造 モード論とは何か,小林信一(監訳),丸善ライブラリ,1997.

(平成29年4月5日受付)

images/fig_2.png

(もり) (ひで)() (正員)

 1977慶大大学院博士課程電気工学専攻了.工博.現在,明大特任教授,フォールトトレラントコンピューティング,small worldアーキテクチャ,再生モジュールの研究に従事.


続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。


続きを読む(PDF)   バックナンバーを購入する    入会登録


  

電信情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。

電子情報通信学会誌 会誌アプリのお知らせ

電信情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード

  Google Play で手に入れよう

本サイトでは会誌記事の一部を試し読み用として提供しています。