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日本の光エレクトロニクスの先駆け
内田禎二さん
平成28年12月10日御逝去,84歳
内田禎二さんは,1931年岩手県盛岡市に生まれ,1954年東京大学工学部電気工学科を卒業後,直ちに日本電気株式会社(NEC)に入社されました.無線工場勤務を皮切りに,中央研究所量子装置研究部長,光エレクトロニクス研究所長,支配人,取締役を歴任され,1988年に東海大学開発研究所教授に就任されました.
見掛けよりはるかにウェットなお人柄
この間,1960年から2年半,フランスのグルノーブル大学に留学,電波分光学の研究に従事され,工学博士の学位Ing.-Dr. を取得されています.その後,1967年,東京大学からもレーザの研究で工学博士の学位を受けられています.筆者は,内田さん(本来,内田禎二先生とお呼びすべきと思いますが,やや距離を感じてしまいますので,「内田さん」と呼ばせて頂きます)より一回りほど下ですが,NEC入社以来,20数年にわたって直属の上司として御指導を受けました.内田さんが大学へ転出された後も,会社や後輩を心配する先輩として,何かと声を掛けて頂きました.
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