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東北大学大学院理学研究科と国土地理院が開発したREGARD(REal-time GEONET Analysis for Rapid Deformation Monitoring)と呼ばれる,巨大地震の地震規模(マグニチュード)及びその断層面の広がりを即時的に把握するシステムが,2017年11月から内閣府が運用を開始した「津波浸水・被害推計システム」の津波波源モデルの一つとして採用された.REGARDは,2016年4月に発生した熊本地震についても,地震後5分程度でその地震規模や断層破壊の領域を正確に把握することに成功し,今後の活用が期待されている.
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