ニュース解説 光無線給電の高効率動作の構成法を開発――光ビームを無駄なく利用して応用を拡大へ――

電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
Vol.102 No.3 (2019/3) 目次へ

前の記事へ次の記事へ


最近の新聞等で報道された技術情報を深める ニュース解説

◆今月のニュース解説

光無線給電の高効率動作の構成法を開発――光ビームを無駄なく利用して応用を拡大へ――

Construction of High Efficiency Optical Wireless Power Transmission System: Pushing Application Expansion by Efficient Usage of Light Beams

光無線給電の高効率動作の構成法を開発

――光ビームを無駄なく利用して応用を拡大へ――

 東京工業大学科学技術創成研究院のグループは,光無線給電において高効率に受光素子(太陽電池)へ光ビームを照射する手法を開発した.これにより,光無線給電の適用範囲の拡大に弾みがつくという.

 通信の無線化の進展に伴い,給電の無線化の要望も高まっている.既に電磁誘導などの無線給電は利用されているが,短い給電距離や高周波電磁波の機器への干渉の懸念などから応用が限られていた.光ビームを用いる光無線給電は,長距離給電可能,高周波干渉がないという利点があり,無線給電を多くの応用に広げると期待されている(図1).


続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。


続きを読む(PDF)   バックナンバーを購入する    入会登録


  

電子情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。

電子情報通信学会誌 会誌アプリのお知らせ

電子情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード

  Google Play で手に入れよう

本サイトでは会誌記事の一部を試し読み用として提供しています。