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第26回衛星設計コンテスト最終審査会報告と今後の展望

Satellite Design Contest in Japan: Current and Future

小山孝一郎

小山孝一郎 台湾国立成功大学宇宙科学・プラズマ研究所

Koichiro OYAMA, Nonmember (Institute of Space and Plasma Sciences, Taiwan National Cheng Kung University, Tainan-city, 70101 Taiwan).

電子情報通信学会誌 Vol.102 No.6 pp.588-591 2019年6月

©電子情報通信学会2019

1.は じ め に

 第26回衛星設計コンテスト最終審査会が2018年10月27日久留米市シティプラザにおいて9時45分から開催された.第62回宇宙科学技術連合講演会が終了した翌日の開催で,例年東京で開かれていた最終審査会は過去に一度同連合講演会と同じ場所で開かれたことがあり,東京以外での開催は2回目である.以下に最終審査会の報告とともに衛星設計コンテストの今後について述べる.

2.衛星設計コンテスト概要

(注1)

 今から26年前,日本の人工衛星の研究開発は当時の宇宙科学研究所と宇宙開発事業団に委ねられていた.人の胸を躍らせるこの種の活動が将来に向け持続的に発展するためには,若い世代を育てる仕組みが是非とも必要であるとの発想から本コンテストは企画された.発足に際しては,飯田尚志,伊藤献一,土屋和雄,中島厚,堀川康,八坂哲雄氏をはじめとする当時の若手研究者の実行力に負うところが大きい(1)


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