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Vol.103 No.12 (2020/12) 目次へ

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 * 本号では,電気学会と電子情報通信学会との連携企画として,社会インフラの自然災害へのレジリエンスに向けた電気・通信技術を取り上げて小特集としました.電気エネルギーシステムの災害対応事例や,通信システムの災害対応事例に加えて,社会インフラの自然災害へのレジリエンス向上の取組みと技術動向,今後の展望をまとめた記事をお読み頂けます.

 * レジリエンスは復元力や回復力とも訳され,内閣官房には,「強くてしなやかな」国をつくるための「レジリエンス(強靱化)」に関する総合的な施策の推進のあり方についての懇談会
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/resilience/
が設置されています.自然災害というと,2011年3月11日に発生したM9.0の東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受けた東日本大震災が思い出されますが,それ以外にも毎年,日本の各地で地震や台風などが発生しています.国土交通省のWebサイトで,災害・防災情報のページhttps://www.mlit.go.jp/saigai/を見てみますと,風水害,地震,雪害,火山などの項目で,2020年の日付の報告が7件,2019年の日付のものが23件たどれます.(この編集室を執筆している10月初め時点の件数です.)第○報という形で各災害についての報告が更新されており,被災された方々の困難と,自然災害に向き合う方々の努力に思いを巡らせています.

 * 2020年は自然災害に加えて新型コロナウイルスに振り回された1年でした.身の回りの当たり前のように思っていたことを当たり前にするために努力して頂いている方々に感謝し,新しいことに取り組む前向きな姿勢を続けたいと思います.

(編集特別幹事 堀山貴史) 

区切り

 正    誤 

 2020年10月号の記述に誤りがございました.下記のとおり正誤表を掲載致します.

●2020年10月号

Vol.103, No.10, pp.1043-1047 解説

「IEC TC86におけるファイバオプティクス標準化動向」

著者:河合伸悟様の御所属情報(和文・英文)

訂正箇所
p.1043
左段下
著者所属
河合伸悟 正員:シニア会員
日本電信電話株式会社NTTアクセスサービスシステム研究所
 
Shingo KAWAI, Senior Member(NTT Access Network Service Systems Laboratories, …
河合伸悟 正員:シニア会員
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
 
Shingo KAWAI, Senior Member(NTT Network Innovation Laboratories, …


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