電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
© Copyright IEICE. All rights reserved.
|
進藤裕之,佐藤建太(著),“1から始めるJuliaプログラミング”,コロナ社(2020.4.17),A5判,定価(本体2,700円+税)
Juliaは2012年に登場した比較的新しい計算機言語で,スクリプト言語のような使い勝手でありながら,コードを実行時に動的に生成するJITコンパイルによって高速な計算を実現する.配列の添字が0ではなく1で始まる,多次元配列の最内周添字が先頭に来る(CやJavaでは末尾)など,計算機科学者にとっては少し違和感のある仕様となっているが,強力なマクロや,Common Lispを彷彿とさせる汎関数によるオブジェクト指向など,計算機言語仕様としても見どころが多い.言語システムとしてはパッケージ管理システムが統合された近代的な機構を備えている.2018年にバージョン1.0がリリースされ,その高速性から注目を集めている.
続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。
電子情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。
電子情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード