ニュース解説 スマートフォンアプリによる睡眠改善効果を実証――睡眠プロンプトアプリケーションを開発――

電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
Vol.105 No.12 (2022/12) 目次へ

前の記事へ次の記事へ


最近の新聞等で報道された技術情報を深める ニュース解説

スマートフォンアプリによる睡眠改善効果を実証

――睡眠プロンプトアプリケーションを開発――

 沖電気工業株式会社(OKI),京都大学,(株)ヘルステック研究所は,スマートフォンアプリを通じて個別化された行動変容メッセージを送る睡眠プロンプトアプリケーション(SPA)を開発し,睡眠の問題を抱えた労働者を対象とした臨床試験(2020年11月~2021年3月)により睡眠改善効果を実証した.

 労働者の不眠は,重要な社会課題の一つとなっている.不眠症治療に関する日本のガイドラインでは,薬に頼らず,睡眠を妨害するような生活習慣や悩みごとに焦点を当てて睡眠改善する認知行動療法の有効性が示されているが,専門家が不足しており,提供機会が限られている.また,最近では,認知行動療法の一部を実装するスマートフォンのアプリケーションなどが開発されているが,症状が軽度の不眠を含む臨床試験での有効性は十分検討されていなかった.


続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。


続きを読む(PDF)   バックナンバーを購入する    入会登録

  

電子情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。

電子情報通信学会誌 会誌アプリのお知らせ

電子情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード

  Google Play で手に入れよう

本サイトでは会誌記事の一部を試し読み用として提供しています。