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九州支部は,福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の8県で構成され,学生会は各県の大学,高専が参加しています.当支部では8県全てに学生ブランチがあり,現在11のブランチが活動しています.また,当支部主催の「学生会講演会」にて「学生ブランチ交流会」を開催し,各ブランチの交流とポスターセッションによる活動報告を行っています.その際,優秀な活動報告を行ったブランチに対しては,支部長名にて「Student Branch Award」の表彰を行っています.2021年度はオンラインでの発表となりましたが,聴講者による投票の結果,長崎大学StudentBranchに授賞致しました.
それでは2021年度各学生ブランチの活動を御紹介致します.
九州地区の学生間の交流と研究の相互向上を図ることを目的として毎年9月下旬に「学生会講演会」を開催し,今年で29回を数えます.九州及び近県の学生が学会発表の場として,例年100件以上の講演が行われています.また,プログラム編成から会場運営など講演会の運営は,学生を中心に構成された実行委員会で行われています.
2021年度は佐賀大学での開催予定が,新型コロナウイルスの影響にてオンライン開催となりましたが,148件の講演が行われました.会場運営は開催校の佐賀大学StudentBranchのメンバーを中心に実行委員会を組織し,準備から当日の講演会運営を学生主体にて実施致しました.
私たち九州工業大学では,電気電子工学に興味のある学生が集まり,先輩研究者や技術者との意見交換と交流を目的に学生ブランチを設立しました.2021年度は,KDDI総合研究所の堀内俊治博士より,現在開発されている最新技術や,研究開発を進める上での考え方と世の中の変化に合わせた研究者としての姿勢について講演頂きました(図1).参加した学生は最新技術について触れることができ,就職活動へも生かせるお話を聞くことができました.
(九州工業大学工学府工学専攻電子工学コース 藤野慎也)
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