オピニオン 美しさと感動を求めて──音楽と科学の調和──

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Vol.105 No.7 (2022/7) 目次へ

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オピニオン オピニオンリーダーからの提言 美しさと感動を求めて――音楽と科学の調和―― In Search of Beauty and Inspiration: The Harmony of Music and Science

    
山岸ルツ子
ピアニスト

  • インタビュアー
    山中直明
    慶應義塾大学理工学部情報工学科
    yamanaka@keio.jp
  • コーディネータ
    今田美幸
    日本電信電話株式会社NTTコンピュータ&データサイエンス研究所
    miyuki.imada.ny@hco.ntt.co.jp
  • コーディネータ
    川喜田佑介
    神奈川工科大学情報学部情報工学科
    kwkt@ic.kanagawa-it.ac.jp

[川喜田] おはようございます.コロナ禍の中,多くのコンサートが中止になり,科学技術に携わっている我々電子情報通信学会の会員以上にインパクトを受けている,ピアニスト山岸ルツ子さんに登場頂き,音楽とサイエンスの関係について伺い,人間を豊かに幸せにする両者の共通点や違いを,感性豊かなお話の中で探していきたいと思います.インタビューを山岸さんとも親交の厚い山中先生にお願いします.川喜田と今田さんがコーディネータとして御一緒させて頂きます(図1~4).

図1 山岸ルツ子氏(慶應義塾大学三田キャンパスにて取材)

図2 山岸ルツ子氏(中央左),山中直明氏(左:インタビュアー),今田美幸氏(中央右:コーディネータ),川喜田佑介氏(右:コーディネータ)

図3 ピアノを演奏する山岸ルツ子氏

図4 演説館(重要文化財)内での取材

1.音律ってなんできれいと感じるの?

[山中] まずは,サイエンスや数学に関連深いと言われる音楽の歴史から順番に教えて下さい.1685年,このくらいからこの鍵盤楽器が出来上がっていったと言っていいのですか?


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