特集 2-7 大規模イベントにおけるトラヒックの特徴とセキュリティ対策への影響について

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Vol.105 No.8 (2022/8) 目次へ

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2. 通信・無線・放送

特集 2-7

大規模イベントにおけるトラヒックの特徴とセキュリティ対策への影響について

Features of Traffic Generated in the Large-scale Events and Its Impact to the Security Operation

須藤年章

須藤年章 NTTコミュニケーションズ株式会社情報セキュリティ部

SUDOH Toshiaki, Nonmember, Information Security, NTT Communications Corporation.

電子情報通信学会誌 Vol.105 No.8別冊 pp.852-854 2022年8月

©電子情報通信学会2022

abstract

 大規模な国際イベントではそのイベント運営に関する通信,会場の観客により発生する通信,報道やストリーミングなどメディア関連の通信など様々なトラヒックが発生し,そのトラヒックは一般的な組織や企業から発生する通信とは異なる特性を持つ.そのためセキュリティ運用においては,ポリシー定義や分析のためのベースラインの考え方,特異点検出方法などについて,その特性に合わせて十分考慮する必要がある.本稿では,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のセキュリティ運用において観測されたトラヒックを分析し,国際イベント時のセキュリティ運用への影響について考察を行う.

キーワード:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会,ネットワーク管理,セキュリティ運用,トラヒック解析,DNS

1.は じ め に

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連のネットワークから発生するインターネット通信について,その特性の分析を行った.またDNS通信に関する分析を行い,それらの特徴がセキュリティ対策に与える影響について考察する.

2.トラヒック特性分析

2.1 時系列特性

 図1,図2にオリンピック及びパラリンピック期間中のトラヒック量の推移を示す.

図1 オリンピック期間中のトラヒックの推移


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