学生会だより 研究活動が日々の暮らしに与えた影響

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Vol.106 No.1 (2023/1) 目次へ

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学生会だより 研究活動が日々の暮らしに与えた影響 北海道支部

1.は じ め に

 今月の「学生会だより」を担当させて頂きます,北海道大学大学院情報科学院の岩崎果帆です.私は,学生会イベントの参加経験がありませんので,今回どのような内容を会誌読者の皆様にお届けすべきか迷っておりました.原稿のアイデアを得るために私自身の研究活動を振り返ってみたところ,研究に取り組むこと自体が,日々の暮らしや自分の思考により良い影響を与えているということに気が付きました.そこで本稿では,ジュニア会員の皆様が,これから訪れるであろう漠然とした研究生活のイメージをポジティブに考えることができるように,私自身が感じた研究活動や学会発表そのもののメリットと,そう感じた経緯をお伝えしていきたいと思います.

2.研 究 活 動

 私が現在の研究室に配属されて間もない2020年春頃,世間では新型コロナウイルスの感染拡大のニュースが連日騒がれていました.我々の生活はこれまでとは大きく変わり,趣味であった旅行も,楽しみにしていた友人との約束も全て白紙となりました.人と会話をすることが日々のモチベーションにつながっていた私にとってはかなり苦しい状況であったことを覚えています.更に同時期に愛猫が亡くなり,日々の生活を送ることが困難だった時期もありました.


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