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電気通信大学の研究グループは,1チップ型CW(連続波)レーダを用いた非接触バイタルサインモニタリングシステムを開発した.このモニタリングシステムは,高度な信号処理アルゴリズムにより呼吸及び心拍の周波数に加えて一周期の間隔までも正確に取り出すことに成功している.このため,精神の安静または興奮状態までも測ることが可能になっている.
現在,呼吸及び心拍信号に関し,医療用として接触型センサではチェストベルト及びECG(Electrocardiograph)(心電計)が用いられている.接触型は測定の煩わしさ,被験者の苦痛等のため,非接触型が期待されているが,その正確性に問題がある.特に,心拍信号については,重要な生体情報を含んでいる一方で,呼吸信号と比べて微弱なためにその抽出は容易ではない.研究グループは,この心拍信号の抽出に焦点を絞り,隣接する心拍間隔まで正確に抽出する信号処理アルゴリズムを開発した.
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