EiC 維持員交流会について

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Vol.107 No.6 (2024/6) 目次へ

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維持員交流会について

サービス委員会委員長 眞田幸俊

1.は じ め に

 2020年度に維持員制度80年を迎えて開始された維持員様感謝の集いですが,2023年度は開催形式を変えて総合大会期間中に維持員交流会として開催することになりました.本会理事が維持員の代表者の皆様とお会いし,本会事業への御協力を感謝しつつ,学会の現状報告を行いました.また後半では名刺交換会を開催し,本会理事が維持員の代表者の皆様に直接御意見を賜る機会を設けました.当日は維持員10社の代表者と理事18名が出席し,交流を深めました(図1).

図1 維持員交流会の様子

2.学 会 紹 介

2.1 開会挨拶・現況報告

 交流会は大会初日である3月5日の午後に太田企画理事の司会の下で始まりました.最初に副会長の眞田から開会挨拶並びに維持員制度の現状について説明を行いました.特に維持員様向けのサービスとともに,話題のテーマを第一人者が講演する「IEICE先端セミナー」,企業目線で社会課題を解決するための「企業イニシアティブ活動」,翌日午前中に情報通信エンジニアリング業界の関係者を交えて開催する企画セッション「社会インフラをささえる情報通信エンジニアリングを目指して」について紹介を行いました.

2.2 会長講演

 続いて森川会長から講演がありました.今まで世の中を変えてきたイノベーションを振り返り,新しい事業やサービスを生むために様々な人やテクノロジーがフラットに集う場や組み合わせる活動が重要であるとの認識を共有しました.また労働人口減少の時代を迎えて学会を研究者だけでなく情報通信エンジニアリングに関わる技術者にも有益なものに広げていくこと,そしてそのキックオフとして総合大会企画セッション「社会インフラをささえる情報通信エンジニアリングを目指して」を開催するその意義について説明がありました(図2).

図2 会長講演

2.3 企業イニシアティブ分科会の紹介・状況報告

 企業イニシアティブ委員会委員長として浅井副会長から企業イニシアティブ分科会について詳細な説明がありました.最初に立ち上がった三つの分科会,「AIが相互運用される社会システム分科会」,「ビジネスインキュベーション分科会」,「カーボンニュートラルICT分科会」に加えて,2023年10月に新しい分科会である「ライフスタイルデザイン分科会」が発足した旨の説明がありました.そしてそれぞれの分科会の活動内容の紹介がありました.


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