小特集 ロボット介護機器の展開に向けた環境整備 小特集編集にあたって

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Vol.108 No.4 (2025/4) 目次へ

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小特集

ロボット介護機器の展開に向けた環境整備

小特集編集にあたって

編集チームリーダー 細野美奈子

 ロボット介護機器とは,センサ系・制御系・駆動系の三つの要素技術を応用して,高齢者の自立支援や介護者の負担軽減に役立つ介護機器のことである.日本を筆頭に今後も高齢化率が上昇の一途をたどる世界において,ロボット介護機器の果たせる役割は大きい.「誰の何のために」を念頭に置いてロボット介護機器の効果的な導入と普及を促進するためにも,機器の導入を支援する制度や安全基準等の環境整備によって,現場との親和性を高め社会受容性を醸成していくことは不可欠である.

 本小特集は,ロボット介護機器の開発や導入を促進するために日本で行われている取組みの最前線をまとめたものである.筆者の所属する福祉情報工学研究専門委員会(WIT, Well-being Information Technology)では,高齢者の自立支援や介護現場の負担軽減は重要なテーマの一つである.本小特集は,第124回WIT研究会における関連発表をきっかけに,発表者らを中心として最新の取組み状況について執筆頂いた.


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