ニュース解説 世界最大級256量子ビット超伝導量子コンピュータの開発――量子ビット数を4倍に増強し計算能力を拡大――

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Vol.108 No.10 (2025/10) 目次へ

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◆今月のニュース解説

 世界最大級256量子ビット超伝導量子コンピュータの開発

 ――量子ビット数を4倍に増強し計算能力を拡大――

 Development of World-leading 256-qubit Superconducting Quantum Computer: 4x Increase in Qubits to Expand Computational Capabilities

世界最大級256量子ビット超伝導量子コンピュータの開発

――量子ビット数を4倍に増強し計算能力を拡大――

 富士通株式会社(富士通)と国立研究開発法人理化学研究所(理研)は,共同で設立した「理研RQC-富士通連携センター」において,2023年10月に公開した国産二号機となる64量子ビット超伝導量子コンピュータの開発技術を基盤に,新たに大規模化技術を開発し世界最大級となる256量子ビットの超伝導量子コンピュータを実現した(図1).量子ビット数の大幅な拡大により,従来よりも複雑な分子の解析や,より多くの量子ビットを用いた誤り訂正アルゴリズムの実装・実証実験が可能となる.

図1 64量子ビット機から256量子ビット機への拡張


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