pp377
池田 敏 末次 正
生活を一変させる小形な電源を目指して
スイッチング電源における最大の課題は,その小形軽量化である.かねてより,その解決の鍵は,駆動周波数の高周波化にあるとされる.近年,駆動周波数のメガヘルツ帯域への高周波化によって,スイッチング電源を小形化する研究が急速に進展している.共振形スイッチング電源の高周波化による回路の小形化の状況や,高調波を用いた共振形電源の応用事例,及び今後の展望と技術課題について述べる.
生活を一変させる小形な電源を目指して
スイッチング電源における最大の課題は,その小形軽量化である.かねてより,その解決の鍵は,駆動周波数の高周波化にあるとされる.近年,駆動周波数のメガヘルツ帯域への高周波化によって,スイッチング電源を小形化する研究が急速に進展している.共振形スイッチング電源の高周波化による回路の小形化の状況や,高調波を用いた共振形電源の応用事例,及び今後の展望と技術課題について述べる.