小特集 食とICT
1. 食とICT の動向:マルチメディア処理の観点から
─ユーザと管理栄養士のための新しい食事記録ツール─
Food Computing : From Multimedia Perspective ; Food Recoding Tool for Users and Dietitians
p.876
相澤清晴
活用が進む,食へのメディア処理
近年は,食事情報のマルチメディア処理の研究発表が,マルチメディアやコンピュータビジョンの会議にて,頻出するようになった.本稿では,それらで対象とされる食事画像認識,マルチモーダル処理についての概要を述べるとともに,筆者らが長らく取り組んできた食事記録に関して論じる.現在,新しい視点に基づくツールFoodLog Athlを新たに開発・公開し,利用者への提供を進めている.そのツールは,ユーザだけでなく,管理栄養士に利用してもらうことを意図している.ユーザ,管理栄養士双方からの視点でシステムの機能を紹介する.
相澤先生。大変面白く拝見させていただきました。先生のご研究の一部を理解することができました。ありがとうございます
山中先生,拙稿に眼をお通しいただき,ありがとうございました.コメントまでいただき恐縮です.