ニュース解説 シースルーなプロジェクション型ホログラフィック3Dディスプレイの開発

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Vol.100 No.3 (2017/3) 目次へ

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タイトル

◆今月のニュース解説

シースルーなプロジェクション型ホログラフィック3Dディスプレイの開発

 See-through and Projection-type Holographic Three-dimensional Display

人や‘もの’のつながりを表すグラフデータから新たな知見を導く新技術を開発

 Technology to Elicit New Insights from Graph Data That Expresses Ties between People and Things

Tbit/s級のホワイトボックススイッチにより大規模な仮想化ネットワークを実現するソフトウェア技術

 New Software Architecture for Tbit/s White-box Switches in Large-scale Virtualized Networking

組合せ最適化問題を超高速に解くアーキテクチャを開発

――従来プロセッサ比で1万倍以上の高速動作が可能に――

 A Hardware Accelerator for Combinatorial Optimization Problems: Enabling to Solve 10,000 Times Faster than Conventional CPU

シースルーなプロジェクション型ホログラフィック3Dディスプレイの開発

 情報通信研究機構は,独自に開発したホログラムプリンタ(注1)により作製した特殊な光学スクリーンと,今回新たに開発したホログラム映像を投影する技術を組み合わせることで,ほぼ透明なスクリーンにホログラム映像が浮かぶプロジェクション型ホログラフィック3D映像技術を開発した(図1).

fig_1.png

 計算機の処理能力や通信技術の向上により,膨大な情報のやり取りが可能になってきた.それに伴い,3D映像などの膨大な情報を最終的にユーザに提示するディスプレイの重要性も増している.特に,近年は3Dプリンタや3Dスキャン技術の台頭を受けて,立体映像表示を可能とする「3Dディスプレイ」への需要が高まっている.


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