解説 ダブルディグリーによる高度国際人材育成の10年間【コラム3】フランスから日本に来てみての挑戦

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ダブルディグリーによる高度国際人材育成の10年間【コラム3】

フランスから日本に来てみての挑戦

The Challenge in Japan

Hector DUBUIS

Hector DUBUIS 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻

Hector DUBUIS, Nonmember (Graduate School of Science and Technology, Keio University, Yokohama-shi, 223-0064 Japan).

電子情報通信学会誌 Vol.103 No.8 pp.847-848 2020年8月

©電子情報通信学会2020

1.は じ め に

 私はフランスのサントラルスーペレック(Centrale-Supélec:以下CS)に学生として在籍する傍らに,1年半前から慶應義塾大学でダブルディグリー(以下DD)を目指して実学を学んでいる.この記事では,海外からの留学生として私が過ごした2年間の感想を伝えたい.

2.経     緯

 CSでは,6か月以上の国際的な経験が求められており,今の立場で,どのようにして経験を積もうか考えていたところ,三つの選択肢にたどり着いた.


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