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勝つことではなく,参加することに意義がある.オリンピック精神を表したこの言葉は,コンテストにも当てはまる.2014年9月に始まった無線電力伝送コンテストは,2020年には第15回目の開催を迎える予定である.大学・高専・企業の垣根を越えて若手研究者が切磋琢磨する場としての無線電力伝送コンテストの変遷を振り返り,その魅力をジュニア会員に向けて紹介したい.特に,電池を取り除いたミニ四駆に電力を伝送し,走行タイムを競うレースコンテストが大きな盛り上がりを見せている.公平な競技を支える計測技術の開発についても述べる.
キーワード:無線電力伝送,コンテスト,デモ展示,ワイヤレス結合器,ミニ四駆レース
「無線電力伝送(WPT: Wireless Power Transfer)」という言葉を聞いたことがあるだろうか.文字どおり,電力すなわちエネルギーを無線で伝送する技術のことであり,ワイヤレス給電とも呼ばれる.現代では,スマートフォンをはじめとして多くの情報が無線で送られる時代になったが,21世紀に入り電力の無線応用が盛んに研究されている(1),(2).無線電力伝送研究専門委員会では,研究開発の活性化を目的として様々な切り口で若手技術者の「ものづくり」技能を競い合う無線電力伝送コンテストを実施している.このコンテストは,マイクロ波研究専門委員会で2011年以降毎年開催されている「学生マイクロ波設計コンテスト」(3),(4)の流れをくんで,2014年の9月に始まった.本稿では,これまでに開催された無線電力伝送コンテストの内容を振り返りつつ,ジュニア会員に向けてその魅力を紹介したい.
ジュニア会員や学生の中にはコンテストや競争というものに苦手意識があったり,勝てる見込みがなければ競争したくないと考える人がいたりするかもしれない.しかし,コンテストに参加することによって得られるものは表彰状だけではない.コンテストの魅力の一つは,自分自身の技術や能力を磨くことができるという点である.コンテストでは,決められたルールの中でいかに優れた性能を出すかという実践力や,既存の考え方にとらわれない柔軟な発想力を競っている.そして,実はこのような能力こそ社会が技術者に求めている能力であり,多くの人が通う四年制の大学では身に付けることが難しい能力でもある.特に,大学の卒業研究で与えられるテーマが計算機シミュレーション中心であったり,システムの一部であったりする場合には,コンテストに参加することは研究テーマの周辺にある技術を学ぶ良い機会になると思われる.自分自身で思い描いたデバイスやシステムを自分の手で作り上げるという経験をしてみたい人は,失敗や敗北を恐れずに是非挑戦してみてほしい.
また,もう一つのコンテストの魅力は,組織の枠にとらわれず幅広い人間関係を作ることができる点にある.無線電力伝送コンテストには,熱い想いを持った多くの若手技術者が大学・高専・企業の垣根を越えて参加している.自分と同等の技術レベルを持ったライバルや高い技術レベルを持った先輩を見つけることは,大きなモチベーションになるだけでなく,参考になる情報や考え方を学ぶことにもつながる.コンテストに参加した際には,自分の競技に集中するだけでなく他の参加者と気軽に話をしてみてほしい.
以下に続く各章では,これまでの6年間で開催された第1回から第13回までの無線電力伝送コンテスト(注1)の具体的な内容を振り返る.技術を披露するデモ展示の場として始まったコンテストは,電池を取り外したミニ四駆のスピードレースに発展した.公平なレース競技を支える計測技術についても紹介する.
無線電力伝送コンテストは,大学や高専の学生が設計試作したモデル作品によるデモ展示から始まった.第1回から第4回のコンテストでは,卓上のモデル作品によるデモ展示のプレゼンテーションを通じて,システムを構成する具体的な要素技術の性能や「無線で伝送した電力をどのように利用するのか」というアイデアを魅力的に表現する技術を競い合った.アイデアを競うコンテストでは,主に観客や審査員の投票によって勝敗が決まる.そのため競技者は,スマートフォンやロボットなど利用シーンのイメージを膨らませるデバイスや,要素技術の性能をアピールするための測定器を効果的に使用したデモ展示を行った.
第1回コンテストは「大学高専発ワイヤレス電力伝送システムと要素技術のモデル設計試作」と題して,2014年9月徳島大学にて開催された.最優秀賞は,龍谷大学・リューテックのチームが受賞した(図1)(5).生きている魚が泳いでいる水槽で観賞用魚ロボットに無線電力伝送をするという華やかな作品であった.
第2回コンテストは「ワイヤレス給電とんでも応用コンテスト」と題して,2015年3月立命館大学にて開催された.評価指標に応じた三つの賞(システム賞,プログレ賞,アイデア賞)に対し,京都大学,同志社大学,NICT,龍谷大学・リューテックのチームが受賞した.システム賞を受賞した京都大学の作品は,マイクロ波伝送方式(用語)で送られた電力によって受信機を含めた装置全体が回転するというユニークな作品であった.
第3回コンテストは「実用化に向かう高効率無線電力伝送技術」と題して,2015年9月東北大学にて開催された.このコンテストでは,デモ展示のアイデアに加えてシステムの伝送効率を競い合った.最優秀賞は,豊橋技術科学大学のチームが受賞した(図2)(6).このチームは,コンテストで提示された送受電素子の形状制限に対して最大の伝送効率が得られる電極形状を等価回路によって理論的に導出し,高い伝送効率を実現した.
第4回コンテストは「移動体への無線電力伝送」と題して,2016年3月九州大学にて開催された.電気自動車やドローン,電車といった移動する物体に対する無線電力伝送は,有線に対して大きな優位性が期待される.このような観点から,学生が各自で設計した移動体の試作モデルの展示が競われた.最優秀賞は,無線で送られた電力によって実際に飛行するドローンを開発した立命館大学のチームが受賞した(図3)(7).ドローンの機体本体を,学生が3Dプリンタを使用して試作したことも評価点となった.
第11回のコンテストは「WPTコンテスト~目の前の壁を越えろ‼~」と題して,2019年3月に早稲田大学で開催された.このコンテストでは,デモ展示の有無は問わずにポスター及びプレゼンテーションによって要素技術や応用例のアイデアを競い合った.具体的には,貫通孔を設けなくとも障壁の向こうに電力が伝送できるという無線電力伝送の特徴にかけて,各チームが物理的な壁にとどまらない様々な「壁」を設定して,それを乗り越えるアイデアを発表した.最優秀賞は,生体組織の壁を越えて鶏肉の内部に設置したデバイスへの送電システムを提案した九州大学のチームが受賞した(8).
無線電力伝送システムはワイヤレス結合器や整流回路など複数のデバイスを組み合わせて構成されている.第5回から第7回のコンテストでは,無線電力伝送システムの主要構成デバイスについて,その技術力向上を目的とし,設計力及び実装力を競い合った.
第5回コンテストは「ワイヤレス結合器コンテスト」と題して,2016年9月北海道大学にて開催した.ワイヤレス結合器とは,アンテナや共振器などのデバイスを複数用いて,電磁界を介し電力を伝送する機構である.このコンテストでは,使用する周波数帯に応じて,MHz部門とGHz部門の2部門に分かれ,独自設計かつ自作のワイヤレス結合器の性能(伝送効率及び積(用語)(9))を競った.ワイヤレス結合器を取り囲む最小の直方体の縦・横・高さの和が36cm以下かつ送受電器間距離は36cm以上であることを要件とした.MHz部門で最高賞を受賞した古野電気株式会社のチームが,920MHz帯八木アンテナの試作に3Dプリンタを活用するなど,各チームの独創的なアイデアに基づく多様なワイヤレス結合器が集結した(図4).
第6回コンテストは「高周波整流コンテスト」と題して,2017年3月名城大学にて開催した.高周波電力を直流電力に変換する高周波整流器のコンテストである.6.78MHz部門と2.4GHz部門の2部門に分かれ,電力変換効率と独創的な設計技術を競った.電力変換効率は,10mWを50系で整流回路に入力し,整流回路の出力ポートに50負荷を接続した際のDC出力電力に基づき測定した(図5).6.78MHz部門で最大の変換効率を記録したのは豊橋技術科学大学のチームで,低損失なインダクタを使用した倍電圧整流回路により76.7%の電力変換効率を記録した(10).また,2.4GHz部門では鹿児島大学のチームが56.2%の電力変換効率を記録し優勝した(11).
第7回コンテストは「レクテナコンテスト~とんでる電波を集めよう!~」と題して,2017年9月に東京都市大学にて開催した.レクテナとは,マイクロ波伝送方式における整流機構を有する受電アンテナを指す.500MHz部門と2.45GHz部門に分かれて開催し,電波暗室内に10W出力の送電アンテナを配置し,参加者が独自設計かつ自作したレクテナを用いて1k負荷に出力されるDC電力の大きさを競った(図6).2.4GHz部門で優勝したパナソニック株式会社のチームは,500MHz及び2.45GHzの両バンドに対応したレクテナを設計・実装してコンテストに参加し,500MHz部門及び2.45GHz部門の両者でそれぞれ3位と1位という成績を収めた(12).
無線電力伝送システムの構築には結合器,レクテナ,整流器のほかにも送電設備や送電効率を高めるための要素が様々必要となる.そのため,第8回以降のコンテストでは(第11回を除いて)単一の構成要素だけではなくシステム全体の構築力を主眼に置いた.プラ電車やミニ四駆といった車両に対して送電を行い,一定距離を走行するタイムによって総合的な無線電力伝送システムの力を競い合うレースコンテストである.
近年,電気自動車(EV: Electric Vehicle)への走行中給電技術(13)が注目されている.EVへの非接触充電を停車中ではなく,走行中に行うというもので,長時間の停車が不要という利点がある.レースコンテストは,バッテリーレスの模型玩具へ走行中給電し,そのタイムを競うものであり,未来ビークルのスケールモデルを実現する最先端の取組みといえる(14),(15).
第8回コンテストは「プラ電車ワイヤレス給電走行レース」と題して,2018年3月東京電機大学にて開催された.模型玩具のプラ電車は単三電池1個で動作するため,必要な電力も数百mW程度と少なく,5W級の市販実験キット(ワイヤレス電力給電実験キット 扁平コイル・セット,CQ出版社)等を利用することで簡単に動作できるため,初心者でも参加しやすいコンテストであった.ルールは1.5m長のレールの上を完走するまでのタイムを競うもので,送電設備は橋脚の下,受電設備は橋脚の上部分にのみ設置可能とした.なお使用できる送電設備の規定も別途設けている.高専生から社会人までの幅広い参加と,プラ電車に興味のある小学生にも観戦頂けた.優勝は岡山大学チームの軽量な銅はくを用いた電界結合方式(用語)(図7)(16)であった.
第9,10,12,13回コンテストは「ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース」と題して,それぞれ2018年9月金沢大学,同年11月京都国際会館,2019年9月大阪大学,同年11月パシフィコ横浜にて開催された.特に第10回は国際会議APMC2018内のStudent and Young Engineer Design Competitions(SDC)として開催され,スリランカや中国といった海外の大学からの参加者もあった.ミニ四駆は単三電池2個で動作し,プラ電車に比べ必要な電圧・電流は増すため,走行中給電の実現難易度は高いものであった.ルールはプラ電車でのルールとおおむね同じとしたが,コースの長さを4mに変更した.また,第12,13回は無改造のミニ四駆にWPT受電台車をけん引させるルールとした.第9,10回での最速タイムは1.192秒を記録した東京大学チームの磁界結合方式(用語)で,4mを1秒台という驚異的なタイムで観客を驚かせた.第12,13回は長いアルミはくを用いた豊橋技術科学大学チームの電界結合方式が1.199秒で最速だった(図8)(17).隣り合う2レーンが同時にスタートして,先着を競い合う白熱したトーナメント試合は選手だけでなく,多くの観客をも魅了した(図9).
無線電力伝送による電池レスミニ四駆レースは,4mの直線コースを1秒台で走行できるまでに高速化している.前章で述べたコンテストでは予選がタイムトライアル,本戦が先着競争としたため,タイム測定及び先着判定が必要であった.しかし,ゴール地点で速度が10~20km/hに達するミニ四駆に対して測定や判定を人の目で行うことは難しい.そこでコンテスト委員会では,多種多様なシステム同士を公平に評価するための計測システムを開発した.
通常の実車によるドラッグレースにおいては,タイヤがスタートラインを横切ってから,ゴールラインに達するまでの時間が測定タイムとなる.しかし,コンテストではスタート地点でキャパシタに充電し,充電が完了すると走り出すようなシステムも考えられる.したがって,走り出してから測定を開始したのでは供給エネルギーの点で不公平となってしまう.そこで,電力がシステムに供給開始される時間をスタート時間,車体前端がゴールラインに達した時間をゴール時間と定義することにより,“供給されたエネルギーに対してどれだけ早くゴールに至るか”という観点で公正な計測ができるようにした.図10に計測システムのブロック図を示す.
スタート時間の定義は電力の供給開始時間であるため,第9,10回のコンテストにおいてはシステムへの供給電圧を測定することでスタートの検出を行った.本システムでは電源電圧が約2.5Vを上回ることでスタートのトリガが行われるように設計されていたが,実際には高周波電源の消費電力が大きく,供給電流が電源装置の設定値であった2Aに達することにより電源装置が定電流モードとなり,電圧が上昇せずにスタートの検出に失敗する不具合が発生した.この現象に対処するために,第12,13回においてはリレースイッチのオンタイミングを検出する方式に改修し,供給電圧にかかわらずスタートトリガが行われるシステムとした.改修前の検出回路を図11(a),改修後の検出回路を図11(b)に示す.
ゴール地点においては,車体の前端がゴールラインに達したことを検出する必要がある.第9,10回においてはミニ四駆の車体の改造が自由であったため,車体の大きさや材質,色は競技者によって異なる可能性があった.したがって,それらに影響されることのない検出方法として,フォトインタラプタを採用した.フォトインタラプタは赤外線が遮られることで物体を検出するものであり,周囲光などの雑音に強く,対象物は不透明であればどのような材質でもよい.採用したセンサは繰返し精度0.05mm以下,応答速度0.5ms以下であり,高速かつ正確な計測が可能である.また,コースに対してこれらのセンサを精密に取り付ける必要があるため,図12(a)に示す固定器具を製作し,これをコースに接着することによって安定した検出を実現した.固定器具はアクリル板で製作されており,アクリル板を図12(b)のようにレーザ加工し組み立てることで,容易に強度のある立体構造が実現できる.
スタート検出装置及びゴール検出装置からの信号を用いて計測を行うコントローラとして,オープンソースハードウェアであるM5Stackを採用した.M5Stackは32ビットMPUであるESP32(Espressif Systems),カラー液晶ディスプレイ,ボタン及びバッテリーが搭載されており,Arduinoプラットホームを用いて容易にタイマや制御,表示装置といったシステムを作成可能である.M5Stackではメインクロック周波数が240MHzとなっており,割込みを活用することで,高精度な時間計測が可能である.測定プログラムが動作中のM5Stackを図13(a)に示す.
また,コンテストは大勢の観客の中で行われ,非常に臨場感がある.そこで,タイム計測についてもリアルタイムに競技者や観客から確認ができるよう,ドラッグレースにおける電光掲示板を意識した表示器(図13(b))を用いることで,より臨場感の高いレースを演出した.
無線電力伝送は要素技術が高度に組み合わせられたシステム技術であり,時には測定装置や評価システムを自ら構築しなければならない.コンテストを通して,このような“はかる”技術の向上についても期待したい.
無線電力伝送コンテストの参加対象者は「WPTを愛する全ての方々」となっている.まだ研究を始めていないジュニア会員だけでなく,新しい分野への興味を持ち続けているベテラン技術者の挑戦も期待したい.最新の情報は,無線電力伝送研究専門委員会コンテスト委員会のホームページ(https://www.ieice.org/~cs/wpt/contest/)に掲載されている.初心者向けの技術資料(18)なども手に入るので,是非アクセスしてみてほしい.
昨今は自然災害や疫病の流行によって,コンテストは不要不急な存在に思えるかもしれない.しかし先行きが分からない時代にこそ,一人一人が自分の興味に従って確かな技術力を積み上げることが大切ではないか.
(1) 篠原真毅,小紫公也,ワイヤレス給電技術―電磁誘導・共鳴送電からマイクロ波送電まで(設計技術シリーズ),科学技術出版,Feb. 2013.
(2) 居村岳広,磁界共鳴によるワイヤレス電力伝送,森北出版,東京,2017.
(3) 石崎俊雄,豊田一彦,山中宏治,“マイクロ波学生設計コンテストにおける優秀学生の育成法,”信学誌,vol.99, no.4, pp.351-355, April 2016.
(4) 大平 孝,“高周波ものづくり教育時代の幕開け,”信学エレソニュースレター,vol.148, p.17, April 2012.
(5) 伊藤竜次,澤原裕一,石崎俊雄,粟井郁雄,“水槽内を遊泳する観賞用魚ロボットへの無線電力供給,”信学ソ大,no.BI-8-12, Sept. 2014.
(6) 阿部晋士,青柳祐輝,田中 將,國吉大輝,宮崎陽一朗,坂井尚貴,大平 孝,“電界結合WPTの結合係数を最大化する平行平板電極対形状,”信学ソ大,no.BS-8-5, Sept. 2015.
(7) 山口裕之,西川 久,古越隆浩,西橋 毅,田中亜実,道関隆国,“UHF帯を用いた複数の小型・軽量回転物体への同時無線給電手法,”信学総大,no.BS-8-14, March 2016.
(8) R. Pokharel, S. Chalise, and A. Barakat, “45% RF-DC efficiency of compact WPT system through non-human primate,” 信学総大,no.TK-6-8, March 2019.
(9) 大平 孝,“ワイヤレス結合の最新常識「kQ積」をマスタしよう,”CQ出版グリーンエレクトロニクス,no.19, pp.78-88, April 2017.
(10) 山田恭平,“高Qインダクタを用いた6.78MHz倍電流整流回路,”信学技報,WPT2017-15, EE2017-10, pp.1-4, July 2017.
(11) 濱野皓志,田中隆也,西川健二郎,“2.45GHz帯高調波制御整流回路,”信学技報,WPT2017-29, EE2017-24, pp.85-88, July 2017.
(12) 田中勇気,小柳芳雄,“2周波数共用指向性レクテナの設計と試作,”信学技報,WPT2017-63, pp.41-46, Jan. 2018.
(13) 大平 孝,“電化道路:自動車の電動化に向けた走行中給電インフラ(特集 自動車用エネルギーと電動化),”高速道路と自動車,vol.62, no.2, pp.5-8. Feb. 2018.
(14) 阿部晋士,“ワイヤレス走行中給電プラレールの製作,”RFワールド,no.41, pp.130-134, Jan. 2018.
(15) 阿部晋士,“ミニ四駆をワイヤレス走行中給電する実験,”RFワールド,no.42, pp.120-126, April 2018.
(16) 藤木啓太,石原將貴,楠見隆行,白川知秀,小西晃央,搆口晃希,大畑奨真,“超軽量ワイヤレス給電システム―給電方式の選択と設計のポイント―,”信学技報,WPT2018-23, pp.85-90, July 2018.
(17) 北岡 晃,宜保遼大,小山哲志,チアトーン コーヤー,磯谷庄一,阿部晋士,大平 孝,“電界結合によるミニ四駆の走行中ワイヤレス給電~4mを1秒台で駆け抜ける高周波技術科学~,”信学技報,WPT2019-53, AP2019-170, pp.23-28, Jan. 2020.
(18) 伊藤竜次,“Amazonで作る無線電力伝送,”コンテスト委員会資料,
https://www.ieice.org/~wpt/contest/Cont_2019-MWE/literature.pdf
(2020年4月10日受付 2020年4月22日最終受付)
■ 用 語 解 説
(注1) これまでの無線電力伝送コンテストは,IEEE MTT-S Japan Chapter/Kansai Chapter/Nagoya Chapter, IEEE AP-S Tokyo Chapter/Kansai Joint Chapter/Nagoya Chapter, URSI-C小委員会,パワーエレクトロニクス学会,本会マイクロ波研究専門委員会,同アンテナ・伝播研究専門委員会,同知的環境とセンサネットワーク研究専門委員会,レーザー学会光無線給電技術専門委員会,MWE2019実行委員会,アンリツ株式会社,キーサイト・テクノロジー合同会社,ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社,(株)UL Japan,白光株式会社,ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)の協賛・協力の下で開催された.
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