小特集 7. 将来の人間世代を拡張する6G

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Vol.104 No.10 (2021/10) 目次へ

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5Gから6Gへの無線通信技術の進化と展望――みんなでつくる6G――

小特集 7.

将来の人間世代を拡張する6G

6G: Augmenting the Future Human Generation

小野沢 庸

小野沢 庸 ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社

Hisashi ONOZAWA, Nonmember (Nokia Solutions and Networks Japan G.K., Tokyo, 106-6141 Japan).

電子情報通信学会誌 Vol.104 No.10 pp.1082-1083 2021年10月

©電子情報通信学会2021

1.6Gのユースケース

 6Gでは身体的及び認知的機能拡張による,ディジタル世界,物理世界,生物世界の合流により,将来の人間世代に根本的な変化がもたらされると考えられている.イヤホンや衣服に埋め込まれたウェアラブルデバイス,皮膚パッチやバイオインプラント等が使われるようになり,機械を動作させるための脳センサなどが使われ,サイボーグのインターネット時代到来がもはや夢の世界ではないかもしれない.タッチスクリーンは旧世代のインタフェースとなり,ジェスチャインタフェースがより一般的となるだろう.ウェアラブルデバイスやバイオセンサ同士がシームレスに協調し,自然で直感的なインタフェースにより統一されたユーザ体験が提供される.これらデバイスはAI/ML(人口知能・機械学習)を通じて全てコンテキストアウェアとなる.消費電力や計算リソースがデバイス内では不足するため,バックスキャッタ通信(用語)を使ったデバイス及びエッジクラウドのような分散されたローカルな計算リソースに依存する必要がある.完全なディジタルツインワールドの実現には,物理的,生物的情報が瞬時に正確にディジタル仮想世界にマッピングされ統合される必要があり,そのためには低遅延で大容量の通信が不可欠となる.ディジタルツインとそれを支える6G通信ネットワークが,将来の新しいディジタルサービスにとって必要不可欠なプラットホームとなる.


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