EiC 通信ソサイエティのフラグシップ国際会議ICETC2020における先進的取組

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Vol.104 No.6 (2021/6) 目次へ

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「先進的取組」報告

EiC

通信ソサイエティのフラグシップ国際会議
ICETC2020における先進的取組

ICETC2020実行委員会

1.は じ め に

 通信ソサイエティ(以下,通ソ)では,2020年12月2~4日の3日間,フラグシップ国際会議2020 International Conference on Emerging Technologies for Communications(以下,ICETC2020)を開催した(1).この開催に向けて,実行委員会では電子情報通信学会から様々な支援を頂きながら先進的取組を行ってきた.以下では,本国際会議で行った先進的取組に関して紹介する.

2.フラグシップ国際会議ICETC2020の開催趣旨・達成目標

 通ソでは,2019年に大槻知明通ソ会長(当時)が中心となり,2019年度の後半からフラグシップ国際会議ICETC2020の検討と開催準備を開始した.開催準備を担当する実行委員会は,通ソ執行委員会メンバーと開催予定地だった東京理科大学のローカルアレンジ担当メンバーらで構成され,前例のない中で全てゼロから検討することになった.特に,検討開始直後は現地で開催する予定であったが,その後,COVID-19の感染状況が拡大したことでハイブリッド開催を検討し始め,最終的には完全オンラインとして開催の準備を行うことになった.

 フラグシップ国際会議である本会議は,通ソがカバーする全技術分野からの論文投稿・発表・議論を通して,「専門領域を超えたシナジー効果」,「研究領域の拡大」,「若手研究者の育成」を実現することを目指して実施された(図1).また,この会議を継続して開催することにより,図2に示す五つの目標を達成し,持続可能な学会・ソサイエティの実現に貢献したいと考えている.


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