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◆今月のニュース解説
①量子任意波形発生器の提案と実証
――光量子コンピュータの基幹となる「究極の量子光源」実現へ――
Proposal and Demonstration of a Quantum Arbitrary Waveform Generator: Progress toward an “Ultimate Quantum Light Source” Serving as a Key Device of Optical Quantum Computers
②離れた半導体量子ビット間の量子もつれ操作に成功
――大規模半導体量子コンピュータ実現に向けて――
Demonstration of a Two-Qubit Entangling Gate between Distant Semiconductor Spin Qubits: Towards Realization of a Large-scale Semiconductor Quantum Computer
③量子コンピュータに最適な量子演算シーケンスをシステマチックに見つける手法を開発
New Method to Systematically Find Optimal Quantum Operation Sequences for Quantum Computer
④世界最大容量1波長当り1.2Tbit/sの光伝送技術
The World’s Largest Capacity of 1.2 Tbit/(s・) Optical Transmission Technologies
――光量子コンピュータの基幹となる「究極の量子光源」実現へ――
東京大学の研究グループは,日本電信電話株式会社(NTT),情報通信研究機構(NICT),理化学研究所とともに,汎用量子光源である「量子任意波形発生器」(図1(a))を提唱し,その核となる技術として量子光のパルス波形を自在に制御する手法を実現した.これにより,現在開発が進んでいる大規模光量子コンピュータの作動に必要な,特殊なパルス波形を持つ量子光の生成に成功した.
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