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――AI推論においてGPUより25倍高い電力効率を実現――
IBMコーポレーションは,ニューラル推論用の新しいディジタルAIチップであるNorthPoleを開発した.推論に特化したアーキテクチャを採用することで,既存チップよりも高い電力効率,高い空間効率,低いレイテンシを実現した.画像分類タスクのResNet-50では,NorthPoleと同等の12nm技術プロセスで製造されたGPUに対して,NorthPoleは25倍の電力性能(1W当りのFPS),5倍の空間性能(トランジスタ当りのFPS),22倍低いレイテンシを実現した.物体検出タスクのYOLO-v4でも,同様の結果が報告された.
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