1200号記念特集 100年後の情報通信が支える未来予想図 編集にあたって

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Vol.107 No.3 (2024/3) 目次へ

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1200号記念特集 100年後の情報通信が支える未来予想図

編集にあたって

編集チームリーダー 佐波孝彦

 本会誌は本号をもって1200号を迎えました.年12回発行される会誌において1200号は100周年を意味します.ただし,実際には発刊当初から12年目までは隔月発行だったのと,第二次世界大戦終戦前後の1年間は会誌が発行されませんでしたので,本会の100周年(2017年)とはずれが生じています.

 日本は,終戦後10年ほどたって約20年にわたる高度経済成長期を迎えるわけですが,当時は子供たちにとって夢と希望にあふれていた時代でした.様々な学習雑誌に未来予想図が掲載され,科学技術の進歩がすばらしい未来をもたらすと信じて疑わなかった時代です.当時は空想でしかなかった技術ですが,60年近くたった今ではそれらの多くが現実の製品となりました.一方で,バブル崩壊後の失われた20年を経て,社会全体が停滞ムードとなった現在では,将来に漠然とした不安を抱える子供たちが増えています.そこで記念すべき1200号を迎えるにあたり,予測困難な時代だからこそ,子供たちが自由な発想で考える明るい未来を題材に100年後の未来を支える電子情報通信技術について展望する記事を特集したいと考えました.

 特集にあたり,小中学生,高校生,20歳以下の学生を対象に「100年後の情報通信が支える未来予想図」というテーマで作文や絵画/イラストを募集しました.応募作品は全66件(作文部門:38件,絵画/イラスト部門:28件)ありました.応募作品の一覧をpp.257-261に掲載します.(絵画/イラスト部門は,①画像②タイトル③お名前④学校名・学年,作文部門は①お名前②学校名・学年③タイトル,を掲載しています.タイトルがない場合は本文の一部を抜粋しています.)多くのアイデアが集まりましたが,そのうちの幾つかを題材として現役の技術者・研究者の方々にそれぞれの想いや将来展望を御寄稿頂きました.また,応募作品に対しては,文章力・絵画力よりも,未来予想に対する発想を評価することとし,本会誌の編集委員会にて優秀作品を選定しました.当初は最優秀賞1件,優秀賞3件として募集していましたが,甲乙つけ難い作品ばかりで,最終的には優秀賞を6件に増枠しました.選ばれた作品と受賞者は表のとおりです(詳細はpp.251-256に紹介).

 入賞作品並びに記事の題材となった作品は本誌に掲載しております.また絵画/イラストについては,入賞作品以外も可能な限り掲載することにしました.是非,子供たちの考える未来を感じ取って下さい.本記念特集号が,100年後の人々にどう見られるのか興味は尽きませんが,子供たちが夢と希望を感じられる社会になっていることを願っています.

(敬称略) 

表

 最後に,この場をお借りして,作品を御応募頂いた方々,御寄稿・座談会等に御協力頂いた方々,会誌編集委員会並びに事務局の方々に御礼申し上げます.

1200号記念特集編集チームメンバー

理事・編集特別幹事

 笹瀬  巌  佐波 孝彦  橋本 俊和  山脇 大造  中川 雅弘  開  達郎  黒川 茂莉 

委員

 (WG・A)

 相川 直幸  岩居 健太  小田川真之  坂本 真仁  佐保 賢志  澤畠 康仁  孫   冉  堀脇 一樹  松田 哲直  真野  健  山添  崇  吉澤  晋 

 (WG・B)

 朝倉 慎悟  青山 哲也  伊神 皓生  衣斐 信介  岩井 誠人  影井 敬義  片田 寛志  金 ミンソク  西岡 隼也  西村  徹  羽賀  望  平賀  健  丸田 一輝  水野 頌子  宮下 真行  村中 延之  森 洋二郎 

 (WG・C)

 秋田 純一  荒生  肇  板谷 太郎  大島 大輔  大寺 康夫  小寺 哲夫  佐道 泰造  高野 恭弥  辻  寧英  萩原 達也  藤井  剛  古谷 彰教  松田 信幸  松久 直司 

 (WG・D)

 粟野 智治  伊藤 弘章  小林 優佳  齊藤 史哲  櫻田  健  高梨 昌樹  土橋 宜典  西村 康孝  西山 正志  長谷川彩子  馬場崎康敬  福嶋 政期  細野美奈子  宮﨑 太郎  八幡晃一郎  吉岡 隆宏  吉澤  仁 

 (WG・E)

 安達 宏一  荒木 徹也  石橋 圭介  伊藤  聡  井口  寧  江口 真史  大辻󠄀 太一  笠原 正治  川喜田佑介  川端 明生  小林 由枝  齋藤  恵  中野 允裕  中村 祐一 


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