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今回は「緑~道路は樹へと~」に着目して,私の文章をまとめていく.
この文章では,
・仮想空間を用いたメタバースによる擬似体験
・環境に配慮した浮遊自動車
・不要となった道路空間を緑化する温暖化対策
にフォーカスして記述している.とても夢のある話であり,人類の未来がこうなると素敵であると考える.
私からは,この文章を読んで,思いつくことを書いていきたいと思う.まずは,輸送や移動手段についての記述があるので,その歴史について書き,次に技術の将来について触れていきたい.
人類にとって‘もの’を運んだり,移動したりすることは,長い歴史がある(1).
そもそも,最初のヒトは,自分の手で抱えられたり,水であればすくったりして,自分の足だけで輸送をしていた.ここでは,そもそも移動距離は非常に小さく,また,本当に限られた量の輸送しかできなかった.
次には,石や動物の骨などを利用した「道具」を使い始める.恐らくその最初は偶然によるものだったであろう.しかし,道具を使うことで生存率が高まった結果,それを積極的に使うようになる.運ぶことに関していえば,器になるようなものを利用することで,運搬の効率が飛躍的に向上する.また,水辺から少し遠くても,生活が可能となることで,活動範囲も広がったことは想像に難くない.そのうちに,その道具を改良し始めた.より効率が上がるような工夫をするようになる.当然,最初は偶然の産物だったはずだが,それが意図して行えるようになっていく.
土器は,この道具の改良の段階から見ると,更に一段上の状況である.土器は,これまでの石器や骨などと比べて,焼き固めるという「物質の化学的変化」を利用しており,作成の難易度も一段階上がる.そして,「改良」ではなく,「作成」となるため,その部分に強い意思が存在することになる.
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