![]() |
電子情報通信学会 - IEICE会誌 試し読みサイト
© Copyright IEICE. All rights reserved.
|
解説
エンジニア・研究者から見た子育て・育児支援
――連載にあたって――
2024年6月5日に厚生労働省から2023年の出生者数の発表があり,各種メディアにて過去最低水準を更新とのニュースが連日報道された.同日,少子化対策関連法案が参院本会議で可決され,法案として成立した.自分に目を向けてみると,一番下の娘が大学生となり子育てという役割は,そろそろ終わりつつある.振り返ってみると,今となっては本当に申し訳ない気持ちだが,妻が子供の面倒を見てくれると思っていたし,実際,妻も子育てを優先してくれた.自分なりには育児に協力しているつもりでいたが,やはり妻に頼った子育てだったと思う.中学生に入る前ぐらいまでは,パートとの両立でさえ肉体的にも精神的にも本当に大変そうだった.都合の良いサポートしかしていない自分でさえ,時間のなさと寝不足で当時の記憶が曖昧なぐらいである.特に,育児を第三者に依存することの子供と自分への罪悪感もあり,過度に頑張り過ぎていた気がする.
続きを読みたい方は、以下のリンクより電子情報通信学会の学会誌の購読もしくは学会に入会登録することで読めるようになります。 また、会員になると豊富な豪華特典が付いてきます。
電子情報通信学会 - IEICE会誌はモバイルでお読みいただけます。
電子情報通信学会 - IEICE会誌アプリをダウンロード