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――空間クロスコネクト,マルチコアファイバ光増幅器など基盤技術を確立――
香川大学,KDDI総合研究所,日本電気,santec AOC,古河電気工業は,大規模な空間多重光ネットワークの実現に必要な基盤技術(光スイッチ技術,光配線技術,光増幅技術,光ノード技術,光ネットワーク設計・管理技術)の確立と,それらを用いた次世代の光ノード装置,空間クロスコネクト装置の構築に成功した.更に,開発技術を統合することで,1,000km級の大規模な空間多重光ネットワークの実証実験に世界で初めて成功した.空間多重光ネットワークは,現在の波長多重ネットワークが波長単位の細かい粒度でスイッチングするのとは異なり,低損失なコア選択スイッチを用いてマルチコアファイバ(MCF)内のコア単位の粗い粒度でスイッチングすることで,① 1bit当たりの転送コストの削減,② 伝送可能距離の延伸,③ 光ノード装置内の光ファイバ配線数の削減,が可能になると期待される.なお,本技術開発は,国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究(JPJ012368C00201,JPJ012368C07801)に基づいて実施された.
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