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森川博之
コモディティ化が進むICT,研究開発は how から what へ
ICTの「日用品化」が進みつつある.このような局面においてこそ,「面白いストーリー」が必要となる.どのように(how)実現するのかではなく,何を(what)行うのかに,より重きを置いて社会をデザインしていかなければいけない.本論では,ストーリーとしての研究開発がICT分野において必要となることを,建築学,インベンションとイノベーション,汎用技術とフィールド志向,初島会議での議論模様も踏まえながら紹介する.